猫背男のチャレンジ

龍馬に悪い気がする(笑)

松乃わなり 骨盤力・整体スクール主催、骨盤力開発者、松乃わなり。猫背でいつも下を向いてた少年でした。そしてお決まりのようにいじめの対象に。


猫背男のチャレンジ 挫折と再起編

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お母さんが作ってくれた弁当につばをか吐きかけられて

黙って下を向く事しかできない男でした。

中学、高校と執拗に続いたいじめ。

弁当につばを吐かれるなどいつもの事でした。

僕はダメな人間だ。生きていてもなんの影響もない。自殺未遂もあります。

いつも何かに怯え、目立たないように猫背になって下を向く。
周りをキョロキョロと見渡し危険を察知し続けるだけの毎日でした。

いじめられたから猫背になったのだと思います。
私の知り合いにも背の高い女性がいて、目立つから嫌だと言う理由で猫背になったそうです。

このままでは殺されてしまう

高校生のある日。

いじめの首謀者でとびきり質の悪いやつがいて、このままでは殺されてしまうと思い
単身「殴り込み」をかけてしまったのです(笑)

そいつのいるクラスに単身乗り込み、いきなりのストレートパンチ。
当たったかどうかは覚えていません。

無我夢中、気がついたらクラスで一番でかいやつに羽交い締めにされ、
ボコボコにされてたという事です。痛かったです。しかし

心は晴れました。

僕もやれば出来るんだ。僕にも勇気はあったんだ。

そう思えた事が何よりも嬉しく、その時の晴れ晴れした気持ちは今も鮮明に残っています。

そんな出来事があって、しだいにいじめは無くなっていきました。
危ない奴と思われたのかも知れません。

その後、僕は少林寺拳法に入門し、修行の末に黒帯を許されました。
強くなったと思います。でもケンカはしなくなりました。

猫背はカラダだけでなく心にも影響を与えています。

猫背で目立つな! それだけが身を守る術の男。
そんな男が精一杯の勇気を出した。結果はボコボコになって失敗かも知れません。

しかし、やれば出来るんだと胸を張ることができました。

そんな学生時代をすごし、就職。
サラリーマン時代には結構な賞をいただくなど活躍もさせてもらいました。
だから自分には自信を持っていました。しかし・・・

37歳の時に、十数年努めていた会社を退職し、出張専門の整体師としてスタートしましたが、
あえなく失敗。甲斐性なしの烙印を押されて妻にも逃げられました。

 

20年ぶりにやって来ました。自己否定の波

なんとかしなければ!そんな時に出会った本に、大前研一氏の著書、
「サラリーマンサバイバル」という本があり、これには衝撃を受けました。

そこには、例え銀行に勤めるエリートサラリーマンであっても、
毎日、定期預金をすすめているだけなど、銀行が用意したシステムに沿った仕事をしているだけでは、
ブルーワーカー(現場作業員)となんら変わりない。

これからの時代、本当に豊かになる為には、
たとえ銀行のようなオフィスで働いていても、知的好奇心をもち、創意工夫を行い、
クリエイティブな発想で仕事をしなければならない。みたいな事が書いてありました。

早い話が、人に使われて提携業務だけを繰り返していたら収入は下がるぞ。という事です。

「クリエイティブな発想を持てかあ! どうしたら良いんだ。もう金ないし。」
まあ失うものもないし。どうしたものかと思っていたら心の奥から声が聞こえてきました。

「猫背だぞお前!」

自信を無くし猫背になっていたと思います。猫背は自信をますます奪います。

やってやる! 絶対に成功する。
高校生のときに勇気を出して立ち向かったように、もう一度立ち上がります。

 

開業資金は1万円。猫背男のチャレンジ物語です

食えない時代、出張専門で開業

整体を大手の専門学校で学び、とりあえず出張で整体を始めました。
しかしお客様はいませんでした。

 

筋肉をただひたすら時間をかけてほぐす、ただそれだけの手技。

お客様になってくれるのは身内、友達程度で、
それらの方も1〜2回受けると義理が果たせたからでしょうか、
だんだんと去っていってしまいました。

こうなるとさすがに生活は出来ません。撤退するか、もっと続けるか。

続ける事を選ぶ。

お客さまがいないのは、理由は二つだろうと考えました。

一つは腕が悪いから。

もう一つの理由は宣伝が足りないこと。
腰痛を治すのと、腰痛の方を集めるのは別物だろうと考えました。

腰痛を治すのと、腰痛の方を集めるのは別物

実はこの考え方には最初、抵抗がありました。
稼げてないけれど整体のプロというプライドがあり、「俺たちプロは集客の事なんか考えない。
そんなことよりも技術を磨くことできっと分かってくれる」そう思っていました。

しかしこれは間違い、大間違いです。

 

万策尽きる!

整体の技術をもっと上げる為にいろんな勉強をしました。
その結果どうなったかと言うと、頭でっかちになっただけです。

知識は増えても役に立っていない。

宣伝もしている、勉強もしている。相当な努力もしたつもりです。
しかし打開策が見えない。どうするか・・・

大物からの推薦

月間での施術回数は一桁のていたらく。

そんな時にでも自己投資はやめたらダメだろうとお金をやりくりし、
とあるスクールを受講しました。

講師の先生はその業界ではかなりの大物。
その大物先生から、その先生の顧客の施術を任されたのです。
これにはビックリ。直接先生から電話を戴き、やってみろと。

なぜ私が選ばれたのかはハッキリとした理由は分かりません。

ただ唯一思い当たる事は、アウトプットを誰よりもやって来た事です。
セミナーで学んできた事をまとめた資料。
その多くを希望者には渡していたし、それは大物先生にも渡っていました。

何とかその先生の仕事をこなしていくうちに、そこからのお客様の依頼も増えて来ました。
そしてその月の施術回数は、一気に30回オーバー。自分でもビックリです。

よっしゃ「これで軌道に乗ったぜ」と思うも翌月はまたダウン、翌月も同じ。

しかし3ヶ月目にはまた30回オーバー。今度こそ軌道に乗ったか?!
翌月はもっと忙しくなり記録更新。「やった〜!」

なぜ大物から推薦を戴けたのか?

このような図式が考えられます。

自己投資で学んだ情報を提供する(無償で)

喜ばれる。

喜ばれるとこっちも嬉しい。

 

無償の愛のようなオーラが気がつかないうちに出るようになる。

 

大物から目をかけられ、「この人は良いよ」の一言をもらえる。

あの人がそう言うのならと、周りが動き出す、

自分に返ってくる。

 

漠然とした表現ですがこれは確かだと確信しています。

僕は何とかそれ一本で食べていける程度になれました。

 

治せない

やっとの事で出張整体一本で食べていけるようになりました。
がしかし。私にはもう一つの問題があったのです。それが治せない手技。

体重をかけて、うんせうんせ!と筋肉をほぐす当時の手技は
疲労回復やリラクゼーション目的の方には通用しましたが、
ちょいと難しい症状にはお手上げでした。

その当時、勉強仲間とよく話していた話題の中に、
肩こりや腰痛は、ほぐす場所が多い(筋肉が多い)から楽だよね。
だけどヒザや肘など、ほぐす場所が少ないとどうしようもないね。という話題です。

情けない話ですが当時の私も、大手の専門学校の学び仲間も同じような実力だったのです。

多少なりとも新規のお客様が増え出しては来ましたが、経営は今ひとつ安定していません。
その原因はリピート率が低いのです。
一度来てくれた方を右から左に逃してしまうのです。これでまた元の状態に戻ってしまいました。

2回は受けてはくれますが、3回目、4回目と続けて予約を入れてくれるのはとても少ない。
だからいつも新規のお客様を集めてなければならない状況なのです。

そのような時にであったのが、後の師匠です。

 

師匠との出会い、本質を考える習慣との出会い

とあるセミナーの席で隣に座っていらっしゃった方がそうで、
一度遊びにおいでと言っていただき、そのご自宅にうかがってビックリ。ものすごい豪邸です。

後の師匠となる方のお話をいろいろと伺い、その先生の人柄に惚れ込み、
整体院の流行っぷりも見事ですし、ビックリするような高額の施術費を戴いている先生。
予約表を見せていただきましたが、びっしりと埋まっています。

戦慄を覚えました。それと同時に自分がやっている仕事の可能性の高さも実感出来ました。
こんな世界もあるのだと。

心底この先生について学びたいと思いました。

先生は弟子はとらない方針ですが、唯一、
先生の患者さんの中から技術を学びたいという方に限って教えていたようです。
その中に私もまぎれさせていただいたのです。

技術よりも考え方に重きを置く

先生の教えは、技術よりも考え方に重きを置いておられました。

筋肉の名前を暗記するのではなく、なぜその筋肉はそこにあるのか、なんのためにそこにあるのか。
そんな事をずっと考えさせられるのです。

たとえば肩甲骨。

肩甲骨はなぜ三角形の形をしているのか? なぜ肩甲骨は存在しているのか? などと
小さな子どもの質問のように、なぜ? なぜ? なぜ?と来るのです。

正直言うとこの勉強には面食らいました。
単純に解剖学の本を開き、筋肉の名前を暗記している方が楽なのです。

肩甲骨は何の為にあるのか?

この質問の答えはどの本にも載っていません。
その回答を導くにはいろんな事を調べた上で、自分で考え推理するしか方法は無いのです。

ある時気がつきました。

  • 単純に名前を暗記するのはルーティンワーク。
  • 『なぜ?』と質問して考え推理していくのは、クリエイティブワーク。
  • 知識をアウトプットする事で知識は知恵になり、喜ばれる。

大前研一氏の著書、「サラリーマンサバイバル」に書かれてあった事と同じだ。

そこに気がつき、「肩甲骨はなぜそこにあるのか?」という自分の考えを、お客様に喋り始めたのです。

「重たい荷物を持ち上げる時にはぐっと踏ん張りますね、その役目が肩甲骨うんぬん・・・」と

するとこれがウケた!

さらに施術の目的というか、信念というか方向性というか、そのようなものが見えて来たのです。
決められた手順だけをこなしていたこれまでの整体とは、天と地ほどの差です。

痛みをとる。ウンチクを語るのは結果が出てから

腰痛があるなら先ずは腰の痛みをとってから語る。
その方が一番困っている部分を楽にして初めて我々は発言力が出てくるという考えです。
これ、当たり前のように思えるかもしれませんが、これはものすごく説得力があります。

そんなで先生には整体の考え方を教わりましたが、肝心の手技はあまり教わってはいません。
先生の手技を受けた事も無いですし、先生を練習台にした事もない。
見て工夫しなさいと解釈しましたが、後にこれにも意味がありました。

 

師匠やメンターはどうやって見つけるのか?

師匠やメンターといった、自分を導いてくれる立場の方とは、どうやって出会えば良いのでしょうか?

駆け出しの整体師であった私。その時に私が考えたのは、
もしも私が大物の人物だったらどうするか?どう思うか?と考えたのです。

駆け出しの新人が、大物の私の所に会いに来た。さて私はどうするか?

想像するだけタダなので、好き勝手に想像してみた結果は。「会うのめんどくさい」(笑)でした。

ではどんな方だったら会って見ようかと想像してみると。
志のある人。行動力のある人。魅力を感じられる人。でした。

居酒屋のトイレで良く見かける、「親父の小言」という赤いのれんをご存知と思います。

  • 朝きげんよくしろ
  • 恩は遠くからかえせ
  • 人には馬鹿にされていろ
  • 年忌法事をしろ
  • 家業には精を出せ
  • 働いて儲けて使え
  • ばくちは決して打つな
  • おおめしは食らうな
  • 亭主はたてろ
  • 初心は忘れるな
  • 後始末はきちんとしろ
  • 神仏はよく拝ませ
  • 何事も身分相応にしろ
  • 水は絶やさぬようにしろ
  • 戸締りに気をつけろ
  • 自らに過信するな
  • 怪我と災いは恥と思え
  • 袖の下はやるな貰うな
  • 書物を多く読め
  • 火は粗末にするな
  • 難儀な人にはほどこせ
  • 風吹きに遠出するな
  • 人には貸してやれ
  • 貧乏は苦にするな
  • 借りては使うな
  • 義理は欠かすな
  • 大酒は飲むな
  • 人の苦労は助けてやれ
  • 年寄りはいたわれ
  • 家内は笑って暮らせ
  • 出掛けに文句を言うな
  • 万事に気を配れ
  • 泣きごとは言うな
  • 女房は早く持て
  • 人には腹を立てるな
  • 産前産後は大切にしろ
  • 不吉は言うべからず
  • 病気はよくよく気をつけろ

なんだこれを守れば良いのだと思ったのです。
ただし全てを実行するのは無理と言うわけで

  • 義理は欠かすな
  • 人の苦労は助けてやれ
  • 万事に気を配れ

このあたりを気をつけ始めました。

 

施術に自信が出てくる

先生の元での勉強はそれほど長くはありませんでした、数ヶ月程度です。
しかし得たものはこれまでの学びの数十倍、いや数百倍にもなりました。

一番の理由は自分で「本質」を考える癖がついた事です。応用が効くようになったのです。
学ぶのは期間や時間の長さではない、中身の問題だと痛感しました。

歩き方の観察

歩き方の観察も出来るようになろうと考えました。街で歩いている人の観察です。

来る日も来る日も、歩いている人の歩行きを観察。ところが今ひとつよく分からない。
その分からない理由は意外にもカバンでした。

街を歩く人はみんなカバンを持っている。だから分かりにくい。
両手とも手ぶらで歩いている人はなかなかいないものです。

さてどうしようと考え、大きな総合病院に行ってみました。
新宿の東京医大病院です。いました。両手が手ぶらの人がたくさん待合室に。

そこでかなりの数の歩き方を観察し、目も肥えて来たのを覚えています。
この人はここが悪いのかな?と言うくらいは分かるようになって来ました。

痛みのデータベースを作り始める

たとえば前屈みになって腰が痛む場合は、ここと、ここが要チェックポイント。というものです。

そのデータベースをせっせとパソコンに入力し続けていくうちに面白い事に気がつき始めました。
それは人間の痛み方を分類していくと、シンプルな結果にまとまっていくぞと言うものです。2に続く>>>

 

  

 

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