シャープな肩を作る。どれが良い?
① ひたすら筋トレ。② 肩甲骨を動かす。③ 肩甲骨を固定する。答えはこの続きで・・・
肩甲骨はサンドイッチのチーズ〜
肩甲骨の動きをチェック
シャープな肩を作るには肩甲骨がよく動く事が大切です。
腕を挙げ指先も肘もピンと伸ばし、腕が耳に密着で合格です。手と肘が離れないように、さらに手がお顔からも離れないように。
腕を斜め上に伸ばす
肩甲骨だけを動かしてシャープな肩を作ります。
上体が倒れたり、腰が持ち上がったりしなうようにして肩甲骨の動きだけで腕を伸ばします。
前に伸ばす
同じく肩甲骨だけを動かします。お尻を後ろに突き出さないようにしましょう。
骨盤が開いていると肩甲骨は動きにくくなります。つまりシャープな肩を作るには骨盤が閉じている事が大切です。
親指が進行方向を向いていますか?
シャープな肩の絶対条件です。
人差し指が進行方向を向いていたら肩が巻いている(猫背)です。肩甲骨の動きも悪くなっているはずです。イラストCのようになるためには膝は伸びて骨盤が閉じ、さらに頭が体軸の上にもきちんと乗っている事も大切です。丸っと書くと正しい姿勢です。
シャープな肩を作る。どれが良い?
① ひたすら筋トレ。② 肩甲骨を動かす。③ 肩甲骨を固定する。
② 肩甲骨を動かす。
正しい姿勢で立つと肩甲骨が動かしやすくなりシャープな印象の肩へと引き締まっていきます。さらに腹筋が縦にストレッチされウエストもくびれていきます(ウエストのくびれについては後半で紹介)良いことずくめですね。
肩甲骨はサンドイッチのチーズ
パンとパンの間に挟まれたチーズが肩甲骨とイメージしてみて。
そのサンドイッチが賞味期限が切れて湿気っていたら、チーズはパンの間でへばりついてしまう。そんなイメージです。シャープな肩のためにに肩甲骨がよく動くことは大切なのです。
下イラストは肩甲骨とその上にある、肩の筋肉(僧坊筋)です。肩甲骨は肋骨の上に乗っかっていますね。骨の上に骨が乗っていて、その骨が動いたらすり減らない? 大丈夫です、すり減らないように出来ています。肩甲骨と肋骨の間には筋肉(肩甲下筋)があってクッションのような役目をしています。それがパンとパンの間に挟まれたチーズが肩甲骨のイメージなのです。
つまり、肩甲骨は筋肉に挟まれていて動きにくくなります。
肩甲骨が動きにくくなるのは、良いシーンと悪いシーンがあります。
- 良いシーン > 重たい荷物を持ち上げるときなど腕に力を入れる時は、あえて動きにくくします。
- 悪いシーン > 姿勢が悪くなった時。肩こりの原因にも。
肩甲骨が動きにくくなる、良いシーンでは一種の筋トレです、シャープな肩を作るのにも役立ちます。しかし姿勢が悪くて肩こりなどになってしまうとシャープな肩は遠ざかってしまいますね。

シャープな肩でウエストもくびれる
理想の肩を作るのが姿勢。姿勢が良いと腹筋は縦に軽くストレッチ。
これがウエストのくびれを作っていきます。
姿勢を正して、肩甲骨を背骨側にほんの少し引き寄せてみましょう。ウエスト周りは軽くストレッチがかかっているのか分かります。逆に猫背では腹筋、ウエストは横に広がりウエストのくびれは無くなります。
シャープな肩は対角線の動きも大事
効率の良いカラダの使い方で、引き締まりやすいのです。
イラストを参考に反対側の足に手を向けてみましょう。小指をピンと伸ばすのがコツです。肩甲骨周りがぐい〜〜〜っとストレッチかかって気持ちいいです。
このときに体の柔軟性などの左右の違いを感じるのならセルフで骨盤矯正しておきましょう、こちらです。4コマガイド、脚の長さの違いをセルフで骨盤矯正
シャープな肩をさらに磨きましょう
肩甲骨を全方向に動かしましょう。
イラストを参考に息を吐きながらゆっくりと30秒くらいかけて肩甲骨を動かしてみましょう。お腹を凹ませながら息を吐ききりながら肩甲骨を動かすことがコツです。肩甲骨の動く範囲は少しずつ増えてきてスッキリ引き締まって行きます。
シャープな肩、骨盤力の応用
すれ違った時にハッとするのは肩のシャープさもポイントの一つですね。バストアップ、張りのあるデコルテライン、喉元の張り、華奢なショルダーライン。これらは見た目年齢とも直結しますし、肩こりや集中力とも関係しています。O脚矯正とセットでの結果です。