骨盤と股関節で正しく歩くとは

    学び方

    骨盤と股関節、連続の画像で詳しく説明してみました。

    前から見た骨盤と股関節や、後ろから見た場合の特徴を、さらに正しい歩き方と猫背での歩き方を同時に見れる動画を掲載しました。

    「目次」

    1. 骨盤と股関節で正しく歩くとは
    2. 歩き方を横から見てみましょう
    3. 歩き方を前後から見てみる
    4. 姿勢と歩き方の違い
    5. 骨盤と股関節で正しく歩く。まとめ

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    1骨盤と股関節で正しく歩くとは

    1-1 骨盤の左右の角度を変化させながら歩くことです。

    これによって左右の骨盤が機関車の車輪のように回転(ジャイロ運動)しながら前に歩く事ができます。これは正しく歩いている人を観察すると骨盤が円運動を描きながら動いている様子が見て取れます。

    しかし姿勢の悪い人の歩き方では円運動の縦半分、または横半分しか動いてないことがとても多いです。

    1-2 後ろ足(左足)は親指で地面を蹴ります。

    この時に姿勢が正しいと膝が伸びます(完全に伸びきるわけではありません)親指で蹴ったエネルギーは脚を通じて左骨盤に伝わり左の骨盤を上方向に持ち上げます。これが骨盤の側方傾斜です。下のイラスト左足。

    後ろ足(左足)はそのまま進行方向に移動し骨盤は水平方向に前に突き出るように動きます。骨盤の水平回旋です。

    1-3 前足(右足)は踵〜土踏まず同時のタイミングで着地し

    親指で前に進むエネルギーを受け止めます。

    前に進むエネルギーを受け止めるために膝を伸ばして(完全に伸びきるわけではありません)骨盤〜足腰全体でこのエネルギーを受け止める必要があります。

    このエネルギーは強いので太ももの外側にある靭帯(腸脛靭帯)が脚がブレるのを防いでくれます。イラストの赤い板がガイド板のようなイメージです。

    骨盤で歩く

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    2歩き方を横から見る

    足指と骨盤の連携がポイント。

    • (1)〜(2) 右足の親指で地面を蹴ります。この時に膝は伸びますが完全に伸びきるわけではありません。
    • (1)〜(2) 親指で蹴った力を利用して右骨盤は上に持ち上がります(骨盤の側方傾斜)。この時に右お尻の筋肉(中臀筋と小臀筋)が働いて右のお尻が下がらないように踏ん張ります。このときお尻の形を作る筋肉(大臀筋)は関与していません。
    • (2) 右股関節はフリーになることで振り子のエネルギーを使えます。
    • (2)〜(3) 右膝が持ち上がっているとき(股関節の屈曲で恥骨筋、長内転筋、腸腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋、縫合筋が働いているとき)お尻の横の筋肉(大腿筋膜張筋)が股関節が外側に捻れる(股関節の外旋)ことを防ぎます。これによってまっすぐに歩くことが出来ます。
    • (3)〜(5) 左足には体重が乗り、股関節周辺や太ももの外側(腸脛靭帯)、スネの筋肉(前脛骨筋など)が緊張します。これが軸足となって足のつま先周辺が体重移動の支点となり体が前に進みます。

    骨盤と股関節で正しく歩く

    骨盤力の応用。

    持ち上げた足を下ろすときに、骨盤力が低下して骨盤底筋などが緩んでいると持ち上げた足を重力にまかせて下ろしてしまいます。その結果、足音が響く歩き方になります。

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    3歩き方を前後から見る

    3-1 足指と膝の向きはポイント。

    • (1) 右足の親指で地面を蹴ります。足首の角度は10度〜13度。
    • (1) 左足は軸足で地面をグリップ。足の指とつま先の関節(MP関節)がポイントです。
    • (1)〜(3) 右骨盤は上方向に動き(骨盤の側方傾斜)さらに水平方向に前に突き出るように動きます(骨盤の水平回旋)この動きが推進力と安定性につながります。骨盤の縁が分厚くなっているのはこのためです。
    • (2)〜(3) 片足が地面から浮いた時に、お尻の筋肉(中殿筋や小殿筋)などに問題があると重力に負けて骨盤が傾斜する(トレンデレンブルグ徴候、デュシェンヌ徴候)が発生します。
    • (2)〜(4) 左脚全体が緊張し(だから正しい歩き方は脚が引き締まる)軸足となる。足は支点。
    • (4) 右足が着地へ。踵〜土踏まず同時のタイミングで着地を意識すると衝撃を吸収できます。
    • (5) 左足はすぐに親指で地面を蹴る準備へ

    3-2 骨盤で正しく歩くとは、前から見てみる。

    骨盤で歩く

    3-3 骨盤で正しく歩くとは、後ろから見てみる。

    骨盤と股関節で正しく歩く

    骨盤力の応用 > つま先で地面を蹴って骨盤で歩く。

    地面からの反力を使えるので効率の良い歩き方ができます。慣れてくるとハイヒールで階段も楽になるかと。詳しくは下のリンクを。

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    4姿勢と歩き方の違い

    動画で見比べましょう。

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    5骨盤と股関節で正しく歩く。まとめ

    正しく歩く、姿勢が正しい。同じで良いこと盛りだくさん。

    言い換えると、姿勢が正しくないと正しい歩き方は出来ないとも言えます。正しい姿勢で颯爽と歩けばそれだけで全身運動、有酸素性運動の代表みたいなものですね。

    有酸素性運動は運動の時間が長いほど脂肪をエネルギーに利用する率が高くなるのでダイエットにも効果的ですし、血中の中性脂肪の減少や血圧や血糖値の改善に効果が期待できると言われています。もちろん心肺機能に骨粗鬆症の予防など正しく歩くと良いこといっぱいありますね。

    正しい歩き方と正しい姿勢の土台は骨盤です。骨盤は正しい姿勢の土台であり引き締まってなければいけません。そのためには骨盤力がビシッと機能していることがとても大切です。

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