骨盤力とは-5 二足歩行の進化と美

    歪み,痛み

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    骨盤力と二足歩行の進化と美

    骨盤は正しい姿勢の土台、このフレーズを何度も使い重要性を力説してきました。なぜなら人間はとても不安定な生き物なので、骨盤という土台の安定は他の動物以上に重要なのです。

    それは頭が一番上にあるからです。

    頭は重たく女性でもスイカ一個分はあります。その重たい頭が一番上に乗っている。これは建築の世界ではあり得ないことです。東京タワーもビルも民家も上を軽く作ります。揺れに強く安定するからです。しかし人間は頭が一番上にある。

    だから体は揺れやすい。しかし・・・

    しかし人間は二足歩行の長い歴史(私たちのご先祖様でしょうか?トゥーマイ700万年前、ラミダス440万年前、ルーシー320万年と二足歩行の歴史には諸説あるようです)で気の遠くなるような年月を経て二足歩行を進化させてきました。そのメソッドを私たちは受け継いでいます。

    そのメソッドは意外なところにもあります。例えば私たちは他の動物(猿や犬など)と違って毛で覆われていません。肌が露出しています。これは私たちのご先祖様「ホモエレクトス180万年〜5万年前」の狩の方法から来たと言われています。

    猛獣のような武器を持たないホモエレクトスは獲物を追いかけて追いかけて、さらにまた追いかけて獲物がもう走れない、疲れ果てるまで走って追い続けたそうです。マラソンの起源みたいなものです。

    長い距離を走り続けるために、毛むくじゃらだった私たちのご先祖様は体毛を無くして体温調節をおこなったのです。ちなみに犬はフルマラソンの距離を走ることは出来ません。体毛があるから熱中症になってしまいます。

    このようにして二足歩行で立つ、歩く、走るを進化させてきた私たちのご先祖様は、頭が一番上にあって不安定な姿勢も上手に対応できる工夫を編み出しました。

    正しい姿勢、二足歩行の進化と美

    正しい姿勢は古代ギリシアの彫刻の時代(3,000~2,000年前)で頂点を迎え有名なミロのビーナスなどで正しい姿勢は美しい!という概念が広まったのかな思います。

    二足歩行の歴史

    気の遠くなる年月を経て私たちのご先祖さまが勇気を振り絞って二足歩行にチャレンジした(と思う)そして二足歩行のシステムを完成させマラソンのようなことが出来るまでに進化。

    やがてギリシャ彫刻やローマ彫刻の時代に正しい姿勢は美しいという概念が完成したのだと思っています。

    これはあくまでも僕の個人的な思いですが人の体を知れば知るほど、歪みを整え美しいプロポーションに矯正すればするほど、正しい姿勢=美しい。を実感するのです。

    頭が一番てっぺんにあって不安定という人間の姿も、見事な仕組みでバランスが保てるように進化しました。正しい姿勢でまっすぐに立つなどの単純なものではなく、舌で姿勢を安定させる。重力を利用して肩甲骨を背骨側に引き寄せる。膝が骨盤を下支えをするなど、知れば知るほど巧みです。

    このページで長々と書いてきた素晴らしい仕組みを私たちは受け継いでいます。人間ってすごい!

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    骨盤力の開発に参考にした書籍、リンク先です。

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    著書

    体の歪みを治す教科書 「休め!」のポーズで死ぬまで歩ける骨盤のつくり方 出版


    自然にもどろう

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    私たちは進化してきました
    生を受けて
    育って、学んで、働いて、進み続けてきました

    .

    自然にもどろう、
    人間に備わった自然なリズム
    自然な姿勢、自然な美しさ
    それをとりもどすことで人が本来持つ健康と美しさを享受することができます

    .

    自分と、自然が一体となる
    自分と、地球の美しさ健全さを共に考えるとき
    内側からの力が沸いてくることを感じられるのです

    .

    自分と地球の<自然体>を繋ぐ活動です

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