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2骨盤力が低下する原因、上半身

2019年1月現在で解明している骨盤力低下の原因です。

2-1 舌。

これは骨盤力の低下を引き起こすのではなくて骨盤力が持続しなくなっていくようです。とくに激しく動いた後などは舌の位置が違っていると頭が揺れて骨盤力は低下することが分かっています。さらに飲み込み方が変わってきて通称丸呑みとなり顎関節などにも影響を与えることをナカイデンタルオフィスの中井歯科医に教えていただきました。

2-2 頭の位置。

頭は重たくしかも体の一番上にあるので頭の位置次第で骨盤力は低下します。もっとも良くないのは猫背の姿勢です。下の写真では左は前傾姿勢ですが頭が体軸に乗っていますから大丈夫ですが右は骨盤力は確実に低下します。

スマホを見る時は肘をテーブルについて見ると目線の高さにスマホが来るので良いかも知れません。

猫背で座る

2-3 口輪筋の緩み。

「う〜〜」と発音するように口を尖らせる筋肉で皮筋です。猫背や舌とも関係しますが口がポカンと空くと舌の位置が狂いお顔がさらに前に突き出します。これも骨盤力を低下させる原因です。

舌、頭の位置、口輪筋の緩みとご紹介してきましたが根本を探ると猫背で座る姿勢って頭が前に突き出した姿勢にあります。頭の重さを支えるために頚椎7番周辺から顎関節の向かって牽引する力が発生しているのです。これが骨盤力を低下させています。

猫背では口がポカンとあきやすい

2-4 眉間の表面。

眉間の奥には丹田があります。6番チャクラ(眉間、サードアイ)とも言うそうですが眉間の表面に意識を持つと顔が若干前に出てさらに肩に力が入ります。わずかな変化ですが日常的に続くとこれも骨盤力を低下させてしまいます。

上丹田に意識をおいたお顔の変化

2-5 肩甲骨と鎖骨。

肩甲骨は鎖骨と一緒に動き、動きの中心は胸鎖関節付近です。

肩甲骨は主に肩甲骨の上方回旋方向と挙上の方向によく歪みます。(下のイラスト)そのため肩甲帯(肩甲骨と鎖骨)の可動域は3割近くも少なくなり、確実に骨盤力の低下につながります。しかもその変化は大きいです。肩甲骨の位置を正しく矯正することは骨盤力矯正でも優先順位は高いです。

肩甲骨の位置を正しくする第一歩は背中を丸めないことです。背中を丸める=肩甲骨の上方回旋と挙上の動きです。背中丸めは要注意!

肩甲骨の動き方

2-6 鎖骨と内転筋、お腹。

鎖骨は内転筋〜お腹とも関係が深いです。生理痛がひどい、むくみがある、冷え性、意外にもお顔が歪んでいるなどの場合、鎖骨下に鈍痛とは異質の痛みが出ます。

2-7 広背筋の停止部とその周辺。

背中の逆三角形を作る巨大な筋肉で腰にあって腕を動かす筋肉です。腰を入れて腕を動かすので大きな力を発揮しますので骨盤力への影響も大きいです。とりわけ広背筋の停止部とその周辺は骨盤力にとって最重要ポイントとも言えます。

下の写真では歯磨きのチューブを握りしめていますが歯磨きのチューブを背骨、握りしめている手を広背筋とイメージして見てください。広背筋が骨盤から脊柱への影響をイメージできると思います。

広背筋と椎間板ヘルニア

2-8 腹筋。

骨盤力では正しい姿勢と疲れにくい姿勢は違うと主張し続けています。疲れにくい姿勢の鍵となるのがバイアスをかける立ち方で腹筋は重要な役目をします。

しかし猫背になるとバイアスをかけて立つことは物理的に不可能となり腹筋も横に広がります。骨盤力も確実に低下します。また下腹に贅肉がつきやすいのもここに原因があります。

繰り返しになりますが背中を丸めると腹筋は横に広がります。背中丸めはしつこいくらいに悪さしますね。

2-9 肘。

肘の関節とその周囲が緊張していると骨盤力に影響を与えます。肘が骨盤に影響を与えているのではなくて歩く時など腕を振る動きに発生する加速度が肩甲骨と骨盤に影響を与えるからです。

2-10 小指。

これは不思議な現象が起こります。武術などでは小指を切るなどの表現をしますが小指を使えないようにすると丹田が緩んで骨盤力は低下します。解剖学的なメカニズムは不明です。

2-11 肘、小指とアナトミカルポジション。

アナトミカルポジションとはもっとも自然に見える姿勢で機能美と言っても良いかも知れません。専門的には解剖学的立位と言います。

肘も小指も解剖学的姿勢と言われるアナトミカルポジンションに影響を与えます。小指の向き、肘の跳ね上がるような角度がより正しい姿勢へと導きます。やり方のコツは立って手のひらをやや前に向けることです。

解剖学の本もアナトミカルポジションで描かれています。自然な姿で立つことは骨盤力だけでなくとも重要ですね。

実際の写真です。

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