ハイヒールを健康サンダルにする方法、どれが良い?
① 頭に本を載せて歩く練習。 ② 体幹を対角線に使う。 ③ 靴屋さんで特注のハイヒールを作ってもらう。答えはこの続きで・・・
斜め方向に体を使う〜
立ち姿をイメージしよう
イラスト右はハイヒールを健康サンダルにするポイントです。
お尻がキュッとしまってデコルテラインがストレッチ。頭は体幹上に乗っている感覚をリアルにイメージしましょう。
つま先、太腿、背筋、ヒップを連動
筋肉の連携をイメージし、ハイヒールを健康サンダルへ
足のつま先(MP関節)を反らして太腿、背筋、ヒップがキュッと締まる感覚を磨きます。この感覚がわかりにくい場合は足の裏を徹底的にほぐします。
骨盤を4方向に動かそう
骨盤がよく動くとバランス感覚もあがります。
頭をできるだけ動かさないようにするのがポイントです。側方傾斜と水平回旋は個人差が大きいので、やりにくいと思った方を重点的にやりましょう。
ハイヒールを健康サンダルに、対角線のインナーマッスル
バランスを保って、体幹を対角線に使おう。
颯爽と歩くとは体幹を対角線上で動かしているとも言えます(右手が前に出たら左足も前に出ますね)それらを制御しているのがインナーマッスルです。イラストのトレーニングは最適です。
ここまでやったらあとはハイヒールを履いて颯爽と歩いてみます。少しでも違いが体験できれば嬉しいです。
ハイヒールを健康サンダルにする方法、どれが良い?
① 頭に本を載せて歩く練習。 ② 体幹を対角線に使う。 ③ 靴屋さんで特注のハイヒールを作ってもらう。
②体幹を対角線に使う
体幹の動きってって思った以上に重要なんです。そのために立ち姿をイメージしたり、つま先、太腿、背筋、ヒップを連動させたり骨盤を4方向に動かしたのです。
ハイヒールは健康サンダル、4つの理由
1 つま先が反ることで太腿のエクササイズ効果。
ハイヒールの特徴はつま先を反らして立つ事です。つま先を反らすと太腿の前側に自動的に力が入ります(足背反射と言います)太腿の全面(大腿四頭筋)は背中の筋肉と抗重力筋の関係で連動しており、背筋を伸ばす効果が期待できます。
つま先を反らせることがやり難いハイヒールは要注意です。
つま先が反ることで太ももの前面が緊張してくれますが、自分の意思でつま先を反らせるのと靴の形で反らせるのとでは大きな違いです。圧底サンダルが昔流行りましたがあれは最悪だと思います。
2 ハイヒールは若返りの筋肉を鍛えてくれる。
ハイヒールはウォーキングシューズに比べると安定感は劣るのでバランスを意識する必要があります。バランス感覚はインナーマッスルが主に担当しインナーマッスルは別名若返りの筋肉です。
3 体幹トレーニングになる。
接地面積が少ないハイヒールを颯爽と履きこなすには体幹の使い方や体軸がまっすぐに揃っていることが大前提です。猫背ではハイヒールは毒です。しかし正しい姿勢では健康サンダルになる可能性をあなたは持っているのです。
特にハイヒールで階段を颯爽と登り降りする事は骨盤や体幹など総合力が鍛えられます。
4 ミッドフットの歩き方の感覚を掴む。
ミッドフットとはランニングでよく使われる膝に負担をかけない走法で、主に足のアーチ、ふくらはぎ、スネの筋肉の3点を循環させるような感覚で使います。ピーンヒールは接地面積が狭いために、この感覚をハイヒールではつかみやすいのです。
骨盤力の応用
骨盤力の開発者、松乃わなり 15cmのピンヒールを履いてみました。普通に歩けました。
骨盤力のランウエイパーティでの一コマでした。