身体の歪みは、あなたが頑張った証です。体が歪むほどに頑張った。
だから体の歪みは絶対悪ではなくて必要悪。
歪みを受け入れてみましょう。もちろん歪みは最終的には治しますが歪みを活かしながら治すと言ったほうが良いかも知れません。今までとは違った世界が広がりますよ。
身体の歪みは、あなたが頑張った証
あなたの身体の歪みは絶対悪?
あなたの体は今、歪んでいるとしましょう。それをコンプレックスに感じているかもしれないし、痛みや不調の原因かも知れません。しかし・・・好きで歪んだわけじゃないですし。
歪みはあなたの人生の一部。
あなたはこれまでの人生を一生懸命に生きて来た。楽しいこともあったし大変な事もあった。そして今、あなたの体は歪んでいる。だとすると歪みはあなたの人生の一部です。
人生の一部でもあるあなたの歪みを「歪んでいる!」「治さなきゃ!」と脊髄反射的に思う必要はないです。もちろん歪みは最終的には治しますが歪みを活かしながら治すと言ったほうが良いかも知れません。
あなたの体を守るために
体の一部分に負担が集中し歪んでしまった。その歪みはあなたを守ってくれていた。自らが歪むほどに・・・
歪みが原因で痛みや不調が出ているのならその歪みは整える必要があるでしょう。その歪みが原因でコンプレックスを受けている場合もその歪みは整える必要があるでしょう。
しかし歪みを絶対悪のように見るのではなく体の一部として受け入れてみましょう。違った面が見えてきます。世界が広がります。
事例、生理は半年に一度。
小さな子どもを二人育てているシングルマザーです。肩甲骨周辺や骨盤〜脚、足首が歪んでいる事がわかります。生理は半年に一度。生理痛のときは言いようのない痛みが襲うそうです。肩こりは吐くほどで偏頭痛もひどい。さらに腰痛も膝痛も。
体の歪みは確かにあります。しかし身体が歪むほど彼女は頑張ってきたのです。そして歪みは彼女を守ってくれていたのです。
だから歪みを活かすことを考えてみると良いです。そのための第一歩は
「よくここまで頑張ったね〜私の身体は」と自分を労わりましょう。
シングルマザーの矯正後の姿。ツッコミどころがあちこちにあります。右の臀部が下がっているとか、足の長さは右足が短いとか、ふくらはぎは左右均等のカーブでないとか。しかしそんなことは「どうでも良い」と思わせるエネルギーを感じさせる姿です。
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歪みを受け入れ活かす
脚の歪み、O脚など。
なぜO脚で脚が外側に広がって歪んでいるのか? 緊張を強いられる毎日で肩に力が入って重心が腰高になってしまい不安定になったのかも知れません。
そして「よくここまで頑張ったね〜私の脚は」と自分の脚を労ってあげてください。
精神論かも知れませんが気持ちと肉体はつながっています。同じ歪み矯正を受けるにしても違いが出てきます。
肩甲骨と首。
冒頭のシングルマザーの女性。毎日が忙しく子育てと生活費を稼ぐ日々に疲れていたと話を伺いました。子どもたちに不自由をさせていることを申し訳なく感じていました。
後悔、懺悔の気持ちは首筋に出ます。頭の重さを支えるために首が曲ります。考えることが多すぎて余計に分からなくなる。もうだめ!と首がうなだれる。それは必然です。一生懸命に考えてきた証です。
後悔や懺悔、計画を立てる、恋愛感情など人間らしさを感じ考える部分は大脳の前頭葉が働いているそうです。一生懸命に家族のことを考えてきたのでしょう。前頭葉がフル回転し目線が近くになり下を向く姿勢になってしまった。根本原因は一生懸命に家族のことを考えてきたからです。
それを首が支えてくれていた。肩甲骨も支えてくれていた。肩甲骨や首周辺は窮屈そうに見えます。しかしこれは一生懸命に頑張ってきた証。必要に迫られて起こってしまった必要悪なのです。「よーがんばった!えらい!」
「よ〜頑張った!私の首」と自分の首を労ってあげてください。
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身体の歪み、まとめ
身体の歪みは「必要悪」と考えると世界が広がります。
歪みもあなたの体の一部、だからこそ全体を見てみましょう。体の一部分の歪みだけにフォーカスするのではなくて体全体、さらには「思い」にまで心を寄せてみると大きな視点で見ることができます。それが姿勢矯正であり骨盤矯正の基本です。
シングルマザーの女性にインタビューしました。動画