鏡を使わず後ろ姿を一瞬で点検する方法。どれが良い?
① 人に聞く。② 自撮り棒で撮影。③ 立ち止まったら指を見る。答えはこの続きで・・・
歩くときは腕を振っているので、
後ろ姿を一瞬で点検する方法
歩く > 立ち止まる > 手の指を見る。これだけ、
前(進行方向)を向いているのは親指か、人差し指かを見ます。ほとんどが以下3パターンのはずです。
- A-人指し指が前。
- B-人差し指と親指の両方が前。
- C-親指が前。
あなたはA B Cどちらでしたか?
人指し指が前
上のイラストA、後ろ姿は「猫背」
写真左 > 指の位置はチラッとしか見えませんが人差し指が進行方向を向きさらに肘が外側に張り出しています。
人差し指と親指の両方が前
上のイラストB、後ろ姿は「猫背」
写真左 > この場合は肩に力が入ってる事が多く、力んでいるように見えます。肩に力が入ると腰高の重心になるためにお尻が緩んでしまいます。ヒップが垂れてしまう原因の一つです。
親指が前
イラストC、後ろ姿はきれい、姿勢が良い。
後ろ姿は美しいです。
下写真、指の向きは、A(人差し指前)からC(親指前)へ矯正。
鏡を使わず後ろ姿を一瞬で点検する方法。どれが良い?
① 人に聞く。② 自撮り棒で撮影。③ 立ち止まったら指を見る。
③ 立ち止まったら指を見る。
肩が巻型で猫背なのか、それともシャープな肩〜背中のラインなのかが一瞬で判断できます。
後ろ姿は美の盲点
自分からは見えないけど他人からは丸見え。
肘もリラックスしましょう。
肘の力が抜けてリラックスしていると肘から下(前腕)がぴょんと跳ね上がる形になります。これが優雅な雰囲気を出します。試しに肘をぐっと伸ばすように力を入れて小指を動かしてみましょう。小指が動かしにくくなったことが分かります。優雅な所作は小指に宿ります、肘のリラックスも要チェックポイントです。
この姿勢のまま歩き出せば、きれいな歩きになる事も簡単にイメージできますね。関連記事 > 4コマガイド、骨盤で歩くコツ

脇を締めるとは?
肩甲骨の動きに大きく関係しています。
手のひらを前に向けてみましょう。肘は伸ばしたほうが分かりやすいです。イラストは脇が締めた状態です。
脇が開いた状態。
脇の下が締まった。下イラスト「C」親指前と同じ。
脇が閉じるとこれだけのメリットがあります。
- 胸が張っバストアップ。
- 鎖骨も伸びてデコルテラインがシャープに。
- 肩甲骨はキュッと引き締まり肩幅がスリムに。
- 自然に背筋が伸びる。
良いことだらけですね。手の平の向きだけで背中に状態が点検できるのです。また手のひらの向きは二の腕の引き締めとも関係します。関連記事 > 4コマガイド、二の腕のタプタプを骨盤レベルで引き締める方法
後ろ姿、骨盤力の応用
アナトミカルポジション。
解剖学的立位と言って筋肉や骨格の図解はアナトミカルポジションで描かれています(下イラスト)この姿が自然体で見えるからです。
自然体で見えるとは後ろ姿はもちろん、正面から見ても横から見ても斜めから見ても、360度全方位に美しく見えることです。
アナトミカルポジションを意識して後ろ姿を整えました。とても美しいです。
なお脚の長さが違うなどと言われても気にする必要はありません。関連記事 > 4コマガイド、脚の長さの違いをセルフで骨盤矯正