ハムストリングスが骨盤を後傾させ腰痛につながるケース

骨盤の前傾、後傾

ハムストリングスが骨盤を後傾させるとは

背中とハムストリングスが綱引きのように骨盤を引っ張りあっている関係に似ています。背中 VS ハムストリングスの綱引きゲーム。背中が負けると勝者であるハムストリングスが骨盤を引き寄せていきます。まさに綱引きのようです。

「目次」

  1. ハムストリングス VS 背筋群
  2. 骨盤を後傾させる主な筋肉
  3. 骨盤後傾と腰痛の関係

 骨盤力学びの場「骨盤力矯正」 骨盤力学びの場「筋肉図鑑」 骨盤力学びの場「学んで活躍」 骨盤力学びの場「用語集」

骨盤力

1ハムストリングス VS 背筋群。

上のイラストのように骨盤を引っ張り合う綱引きゲームをした。

綱引きゲームと同じで強い(筋力が強い)ほうが骨盤を自分の方に引き寄せます。これが骨盤の前傾、後傾を決め姿勢の崩れにつながります。

背中が負けてハムストリングスが勝てば骨盤を引き寄せて骨盤後傾となり猫背になります。これは中年以降の年代ではとても多いものです。

ではなぜハムストリングス VS 背筋群。背中の筋肉は綱引きゲームで負けたのでしょうか?

背中の筋肉は鍛えにくいものです。たとえば脊柱全体。

自分の目で見ることができないことも関係しているかと思いますし、背中の主要な筋肉(僧帽筋、広背筋、脊柱起立筋、腰方形筋、菱形筋などは動きの範囲が他の部位の筋肉よりも小さいことも関係しているでしょう。

たとえば背中を大きく後ろにそらす動きは大腿四頭筋や股関節〜脊柱〜頚椎までの連続の動きなので背中の筋肉単体の動きでみると動く範囲はとても狭いです。体幹の後屈、首の後屈

背中の筋肉は鍛えにくいものです。たとえば肩甲骨周辺。

背中の筋肉の動きに大きく関係する僧帽筋と肩甲骨の動きは下図のように4方向ですが、実際に肩甲骨を動かしてみると動く範囲は脚や腕に比べてみても狭いことがわかります。

僧帽筋の動き方

骨盤力

2骨盤を後傾させる主な筋肉。

骨盤を後ろへ引っ張るのは太ももの裏の筋肉でハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)お尻の筋肉(大臀筋、中臀筋、小臀筋)などです。

ハムストリングス

ハムストリングスと骨盤力

骨盤を前へ維持する筋肉

腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)太ももの前の大腿四頭筋(大腿直筋)などです。

骨盤力

3骨盤後傾と腰痛の関係。

背中の筋肉が衰え相対的にハムストリングスの筋力が優った形となり骨盤を後傾させる。

下の写真では左から2番目の猫背や3番目のお腹を突き出した姿勢になります。

骨盤の前傾後傾

猫背では関節が動く範囲が30%程度減ってしまう。

実際に動いてみるとわかりやすいです。正しい姿勢と猫背やお腹突き出しの姿勢などで手足を動かしてみましょう。動ける範囲が極端に狭くなることが体験できます。

関節が動く範囲が狭くなる。たとえば腰痛症。

腰痛症とは原因がわからない、特定出来ないが腰が痛いときにつけられるバスケットネームです。

バスケットネームとは「なんかよく分からんけど痛みはあるのは事実なのでとりあえず診断名をつけておきましょう」っていうものです。腰が痛いが原因不明の場合は腰痛症。腕や肩、首が痛いが原因不明の場合は頸肩腕症候群です。

痛い部分を詳しく検査しても原因が特定出来ない。これを姿勢との関係で見て見ると

骨盤が後傾、または前傾するなどによって姿勢が崩れると関節の動ける範囲は30%ほど狭くなる。このとき体の弱点に負担が集中していると考えてみてはいかがでしょうか?

動いたときに特定の部分に(この場合は腰痛の出る部位)に常に負担が集中する。だから腰痛になる。

実際に腰痛で困っているときは体の動きが大きく関係しています。

  • 腰を前にかがめると腰が痛くなる。
  • 腰を後ろに反らせると腰が痛くなる。
  • 歩き続けると腰が痛くなる。

などのシーンです。体を動かしていると1箇所に負担が集中し痛みになっていく。体を休ませると痛みは治る。これは多くの腰痛の方が経験していることです。その鍵を握るのが姿勢かも知れませんし姿勢を崩す大元の原因は骨盤を中心としたハムストリングス VS 背筋群の綱引きゲームかも知れませんね。

骨盤力・整体スクール学べる123 骨盤力に興味がある方へ

歪みや痛み不調の相談を受けて「大丈夫、私にまかせて!」と言えるようになりたい方へ。高度な内容をレベルを落とさず、分かりやすく学び体験できます。その場で歪みが取れていくからでしょうか満員御礼が続く骨盤力の勉強会です。詳しく見る>>>


関連記事

  1. 骨盤が開いた状態

    姿勢、体、心はつながっていると思える3つの現象

  2. 骨盤力

    O脚は骨盤重心と猫背が原因。子どものO脚も同じです

  3. 椅子

    集中力がみるみるアップ!プラスチックの椅子と姿勢の深い関係

  4. 広背筋

    広背筋と体幹の歪みの関係 / 骨盤力・矯正ガイド

  5. 生きてください

    始業式を迎える子どもたちへ。生きて。逃げてもOK!

  6. 骨盤の側方傾斜と水平回旋、マリリンモンロー

    骨盤が歪んでいるって言うけど、そもそも骨盤は歪みませんよ!


お名前

メールアドレス



推薦をいただきました

  • 東京大学名誉教授、医学博士東京大学名誉教授・医学博士先生
  • 東京大学名誉教授、工学博士東京大学名誉教授・工学博士先生
  • 医学博士 医学博士先生
  • 推薦のメッセージ>>>
  1. O脚の歪みパターン

    2018.12.11

    O脚矯正を行っても、すぐに元に戻ってしまう7つの原因とは…

  2. 赤ちゃん

    2018.12.06

    不妊治療に取り組む産婦人科に骨盤力が採用されました

  3. 子どもと家族が食卓を囲む「なんで姿勢を良くしないといけないの?」

    2018.12.06

    子どもから「なんで猫背はダメなの?」って聞かれたらなんて…

  4. 猫背の子ども

    2018.12.06

    背が高い子のパパ,ママ必見。目立ちたくない心理で猫背にな…

  5. 正しい姿勢の子ども達

    2018.12.06

    子どもをO脚にしないために知っておきたい4つの事

  6. 三重県志摩で骨盤力スクール

    2018.12.05

    三重県と和歌山県で骨盤力のスクールは美味しいものが多くて…

  7. 肩甲骨の動き

    2018.12.04

    肩甲骨の6方向の動き方を理解して首〜肩の整体に活かそう

  1. 8対2の法則

    2018.09.24

    失敗も「大丈夫」と思える3つの考え方

  2. 水中での腰痛の体操

    2018.11.01

    椎間板ヘルニアと姿勢の関係。特にプールで水中を歩くのは危…

  3. 骨盤力 東堂渚

    2018.07.09

    中卒シングルマザーが自分軸で生きるためにやったこと 東堂…

  4. 肩甲骨の引き下げ

    2018.09.06

    腕の痺れと股関節の関係 / 骨盤力・矯正ガイド

  5. 骨盤の4つの動き

    2018.10.13

    骨盤と股関節を全方向フルに動かし機能美を手に入れる方法

  6. サリエの聴くフィットネス

    2018.10.18

    ナカジマサリエさんのラジオ番組にゲスト参加

  7. 骨盤が開いた状態

    2018.11.12

    バストアップと張りのあるデコルテラインを骨盤レベルで作る…