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 PNFストレッチ > 刺激の入り方と特徴

姿勢反射

  • 人間には身体の向きや方向によって力が出たり、筋肉が伸びやすくなったりする性質があります。下記はその一例です。
  • 相撲で激しいツッパリを繰り出すときは、力士は膝をぐっと曲げ、あごを上にあげて張り手を繰り出しています。
  • 弓を引くときは顔を向けた方の手が伸びており、反対の手が力強く曲がって弓を引いています、そしてつま先は僅かに背屈しています。顔を逆に向けるとここまで力は入らないはずです。

原始姿勢反射

  • 人間は生まれながらに、歩くとき手足が交互に出るなどの一定の動きのパターンを持っています、これらを原始姿勢反射といいます。
  • 原始姿勢反射は加齢とともに衰えてきますし、普段は意識することもありません、しかし障害を負った状態では、何故か忘れていた原始姿勢反射が顔を出してきます、原始姿勢反射で動くことが一番楽なのであり、パフォーマンスが高いからです、必死の動きの中で必然的に思い出したと言うところでしょうか?

筋紡錘と腱紡錘

  • 筋肉が伸ばされたり、力を発揮して、これ以上は危険だ危ない!と判断するセンサー。
  • 普段の運動能力は60%程度しか出ていません、それ以上出そうとすると脳のほうで制御 (これ以上やると危ないですよ) が入ります。
  • 筋紡錘と腱紡錘では、刺激を入れた時の反応に全く逆のことが、身体に起こってしまいます。
筋紡錘に刺激 主動筋―出力UP 拮抗筋―リラクセーション
腱紡錘に刺激 主動筋―リラクセーション 拮抗筋―出力UP
  • これを知らずに、身体中をむやみに揉んだり押したりすると、身体のバランスがくずれて、ガタガタになる事が分ると思います。

2種類のあ~気持ちよかった!

指圧などで経絡に沿って刺激が入っていくと、これは主に腱紡錘に刺激が入っていきます。施術が終わると「あ~~気持ちよかった!」と言ってきますが、これは全身の筋肉がリラクセーションしたからです。

PNFストレッチをかけて筋肉をぎゅっと締めなおした場合、感覚としては「あ~ 気持ちよかった、さあやるぞ!!」という感じになります。

継時誘導

  • 自分の狙っている筋肉(主動筋)の出力を上げるには、その逆の筋肉(拮抗筋)を先に強い収縮をかけます、するとその直後では主動筋の出力がUPします。
  • ベンチプレスでMAXに挑戦する時、先にベントロウなどで背筋群をパンプアップさせから挑戦すると好結果が得られます。
  • 施術では、膝が悪くて踏ん張りが効かない時や、フローズンショルダー(五十肩)などで腕が上がらない時に、自力で上げられるようにする等の場面で用います。

抗重力筋作用

  • 筋肉の分類として伸筋群と屈筋群とに分けられます、伸筋群の多くは重力に対抗していく為、屈筋群よりも力が強いことが必要です。この筋力のバランスが崩れると腰痛などの障害が出てきます。
  • 「仕事中の姿勢が悪いから腰痛になる」等といわれますが、世の中にはチョットくらい姿勢が悪くても、腰痛が出ない人もいます。伸筋群と屈筋群の筋力バランスが、力強く取れていれば腰痛など逃げていきます。

相反神経支配

  • 健側からアプローチをかける事で患側も緩んできます。中医学ではこれを上下の関係、とか左右の関係などと言っています。

 

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