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アクティブケア・パッシブケア
受身主体の治療から積極的に自分自身で動いて治療していく考え方。(運動療法)、更には自分自身のコンディショニングは自分で管理する理念。対してセラピストの力を借りて治療していく事を受動的施術(パッシブケア)と言う。
アメリカを中心に治療はアクティブケアとパッシブケアを取り合わせた治療が注目を集めている。
アトニ-
筋肉の緊張が減弱、消失した状態を示す言葉。
筋肉の緊張に関する機能が衰えた場合、緊張の増加、減弱、消失の状態を起こす。血管、消化管、膀胱など自律器官を構成する筋肉は一定の緊張状態を保っているがこれが消失した場合、当然正常に機能しなくなる。
胃
蠕動運動、攪拌運動、幽門弁(出口)の開閉。胃液の分泌。び汁と言われるクリーム状の液体にして小腸へ送り出す。
横隔膜
- 腹式呼吸――息を吐き出す時、横隔膜が弛暖し上に持ち上がる。息を吸う時、横隔膜が収縮して下に下がる。
- 胸式呼吸――息を吐き出す時外肋間筋肋骨を上方外側に持ち上げ肺を広げる。息を吸う時内肋間筋<肋骨を下方内側に引っ張り肺をつぶす。
カウンタームーブメント
原始姿勢反射の一種。
物を前に押すときの姿勢はお尻を後ろに突き出して行うと最も力が入る。逆に物を引くときは、腰を前に突き出して引く姿勢に最も力が入る。
肝臓
- 部質代謝。(糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ホルモン)。
- 胆汁生成と分泌。解毒作用。
- 血液凝固因子の生成。
- 造血作用(胎生期のみ)生後は血球破壊。
- 体温調節など
ぎっくり腰
代表的な原因に椎間関節痙攣、急性では捻挫がある。予防としては、特に棘突起と横突起間にある横方向の小さな筋、「回旋筋」の働き(身体の捻り運動)を常に整えておく必要がある。(人間の身体は捻れ運動から制限がかかってくる為)
筋紡錘・腱紡錘
筋紡錘――筋の伸張を適当刺激として興奮する。主に筋腹に存在、平行に位置する。指先など細かい場所に多く存在する。これをストレッチなどで刺激すると、主動筋は促通(筋出力UP)し、拮抗筋はリラックスする。
腱紡錘――筋張力を受容する。筋と腱の接合部に直列に存在し筋収縮、筋伸張の両方に興奮する。これを「ホールドリラックス」や「コンタクトリラックス」の手技でなどで刺激すると、主動筋は弛緩し拮抗筋は促通する。すなわち運動パフォーマンスは低下する。
筋ポンプ
筋肉の緊張と弛緩の繰り返しによって血液を運行させるメカニズム。
筋肉が弛緩したときに新鮮な血液が送り込まれ、次に筋肉が緊張したときに老廃物を含んだ血が絞られるように流される。特にカーフ(ふくらはぎ)は第二の心臓とも言われている。
経絡
| 経絡の反応と解説 |
| 経絡名 |
作用 |
| 手太陰肺経 |
全血液ガス交換の反応線 |
| 手小陰心経 |
血液循環作用の反応線 |
| 手蕨陰心包経 |
炭酸ガスの新陳代謝と血液循環の調節作用 |
| 手陽明大腸経 |
内臓の挙上作用の反応線 |
| 手太陽小腸経 |
内臓を脊柱に対して緊密に付着牽引させる反応線 |
| 手少陽三焦経 |
内臓の挙上と牽引作用の調節作用 |
| 足陽明胃経 |
内臓の拡張作用の反応線 |
| 足太陽膀胱経 |
内臓の収縮作用の反応線 |
| 足少陽胆経 |
内臓の拡張、収縮の調節作用の反応線 |
| 手太陰脾経 |
栄養関係の内分泌腺の活動支配の反応線 |
| 足小陰腎経 |
生殖関係の内分泌腺の反応線 |
| 足蕨陰肝経 |
「生殖関係の内分泌」と「栄養関係」を調節する働きの反応線 |
甲状腺
基礎代謝率増加、部質代謝促進、精神機能刺激、発育成長促進。
抗重力筋
直立姿勢を保つためには、重力方向への身体、関節の位置調節を抗重力筋の緊張の絶え間ない調節によって維持している。
伸筋の多くは抗重力筋。また姿勢の維持に必要な反射を姿勢反射という。
固定筋
関節の周囲にあり、四肢や体幹がより動きやすいように、しっかりとその周りを固定、安定させ土台の役目となるように機能する。
足のように遠位にある関節を有効に動かす為に、近位にある固定筋は、体幹近くの関節を固定する(例)アームカール実施の時大胸筋、三角筋、僧帽筋、などが肩周りの筋が固定筋として働き肘関節の動きを効果的にしている。
心臓
大静脈→右心房→右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房→左心室→大動脈。
腎臓
血液をろ過し老廃物を除去する、尿は膀胱に行く前に利用可能なものが再吸収される。
膵臓
膵管で小腸に繋がる。胃の背部にある。膵液分泌消化を助ける。インシュリン、グルカゴン分泌(血糖値低下作用)血糖値コントロール、蛋白合成促進。
実証タイプと虚症タイプ
判別ポイントと施術の注意点。
| |
実証 |
虚症 |
| 圧痛店 |
強く、奥まで押して圧痛あり。 |
軽く押すだけで圧痛あり。 |
| コリ |
硬いコリコリした物が感じられる。 |
弾力性が無く、押しても力強さが感じられない。 |
| 範囲 |
ハッキリしている |
広範囲 |
| 深さ |
筋肉下部 |
皮下 |
| 温度 |
暖かい |
温かみがない |
| 運動時痛 |
無しどちらかと言うと安静時痛があり。 |
有り。
安静にしている方が楽。 |
| 施術方針 |
施術後の筋肉の締め直しが必要 |
短時間の施術後、関節のローテーション |
| 施術後 |
施術効果が即効で出やすい。 |
施術後しばらく動いていると、効果が出てくる。 |
姿勢反射
身体各部位の向きなど位置感覚に関連するの知覚により、反射的に全身の筋肉が適切に緊張し、身体の位置や姿勢、平衡を保とうとする働き。
代表的な姿勢反射。
- 緊張性迷路反射――
重力に対して起こる、伏臥位になると屈筋群が(腹筋など)強くなり背筋が緩んでくる、結果として背中が丸くなり手足が曲がりやすくなる。
- 緊張性頚反射―――
顎を引くと(頚部前屈)上肢の屈筋群が強くなり曲げやすくなる。
下肢の伸筋群が強くなり伸ばしやすくなる。
顎を上げる(頚部後屈)上肢の伸筋群が強くなり伸ばしやすくなる。
下肢の屈筋群が強くなり曲げやすくなる。
顔を向けた方の上肢、下肢は伸びやすく、反対側は曲げやすくなる。
- 足蹠反射―――――
つま先を背屈するとクワド(大腿四等筋)の力が強くなる。
伸筋群と屈筋群
伸筋群ー筋肉が働くと関節が伸びる働きをする。
屈筋群ー筋肉が働くと関節が曲がる働きをする。
伸筋群の多くは抗重力筋。
仙骨揚水ポンプ作用(脳脊髄液還流作用)
骨盤がジャイロ運動する際に、仙骨がポンプ機能を有して脳脊髄液を送り出す。
呼吸循環器系、運動支持系、消化器系、泌尿器系などの生理機能を活性化させる。
相反神経支配
一つの神経路を通ってきたインパルスが拮抗関係の2つの筋群に対して一方には興奮制に、他方には抑制性に働くようなシナプス結合を持つ神経機構のこと。
体幹
人間の動きは、体幹(腹背部)を使って動いています。
胆嚢
胆汁貯蔵と排出(5~10倍濃縮)小腸に流出し脂肪の消化を助ける。
(腸肝に流出した胆汁は回腸末端から再吸収、腸管循環を形成、胆汁貯蔵を効果的にしている)
椎間板ヘルニア
髄核中の物質が線維輪の断裂により後方に脱出し馬尾神経や神経根を圧迫する現象。
椎間板内圧が一定に保たれている30歳前後に多発、高齢者のヘルニアは厳密に言えば線維輪の盛り上がりや剥離などが原因となる。
ヘルニアは必ず治ります、脱出した髄核は時間と共に水分量を失い萎縮して小さくなっていく事が判明しています。しかし神経根への圧迫が長期に渡ると周辺には「慢性の床ずれ」状態になって新たな痛みの発生原因となる。施術ではこの「慢性の床ずれ」状態を軽減させることと、対角線、ラセンの動きの中で「慢性床ずれ」をしなやかに避けていく身体を作っていく事が大切。
動脈
動脈 ―――― 心臓から血液を全身に運ぶ。動脈壁は厚く、伸張できる。
毛細血管 ―― 体組織内を通って血液を運び、酸素を細胞に届ける。動脈と静脈を結ぶ。
静脈 ―――― 全身から心臓に血液を運ぶ。静脈壁は動脈壁より薄い。
トリガーポイント
痛みのあるポイント、又は放散痛などを引き起こしている原因となるポイント。
バビンスキー氏反射
足底の外側部を踵から足指のほうに針などで擦り上げると、足母指が背屈し、しばしば他の足指が扇を広げた時のように開く。同側の錐体路障害を示す。ただし乳児には見られるが1歳程度で消える。上位運動のニューロン障害を判定する。アキレス腱反射やパテラ反射と異なり病的な所見が現れる。
肺臓
ガス交換。空気中の酸素を血管に取り込み、血中の二酸化炭素を取り除き息として排出。
脾臓
リンパ系で最も大きな器官、他リンパ器官と異なりリンパ(組織液)を受け取らない。血液の浄化とろ過(細菌や老廃物、赤血球を取り除く)。血液の貯蔵。抗体産性、進入した微生物を捕らえ破壊するなど。
変形性膝関節症
ヒザ関節の退行性変化による疾患、関節軟骨表面の磨耗、変形、骨棘形成などによって関節の形態に変化が生じて発祥する、同時に軟骨下骨、半月版、靭帯、関節包、筋肉にも変化が起こり各人による複雑な病態を示すこともある。
膀胱
尿管を通って来た尿が溜まる部分。尿が溜まると膨張する。
レバーアーム
関節軸から力の作用点までの距離。
左図のシーソーを例にとると、1m、2mがレバーアームとなる。
1mX10kg=2mX5kg=100Nで力の能率は等しい。
骨格の構造と筋肉の働きを、運動動作の中で理解するにおいて必須の知識。
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