椎間板ヘルニア#5 ヘルニアとSLRテスト
上向きに寝てもらいヒザを伸ばして脚を挙げていくテスト。健常者の場合脚を70度位までは挙げる事が出来きます。
椎間板ヘルニアだけでなく坐骨神経痛全般に有効なテスト。特に椎間板ヘルニアの場合、SLRテストによる陽性率は非常に高く、出端昭男氏によればその陽性率は90%〜97%といわれている。
これはSLRテストを行うと腰椎5番、仙骨1番付近での神経根が2〜6mm移動する為椎間板・髄核による神経根の圧迫が生じ痛みを誘発してしまう。通常は脚上げの角度30度〜40度で臀部やハムストリングス、ふくらはなど下肢背面にピリピリした疼痛が出、そお痛みは強力である。私の経験では踵をわずか10cm挙げただけで痛みが誘発されたケースもあった。
SLRテストは足関節の背屈(アキレス腱を伸ばす動き)に敏感である。
しかしハムストリングス症候群では反応しない事が多い。ハムストリングス症候群とは坐骨結節付近に出来た筋肉の硬縮によりハムストリング〜ふくらはぎに掛けてシビレ感がでる症状。坐骨神経の経路と似ており、シビレ感も伴うので坐骨神経痛を間違えやすい。よく見かける。