椎間板ヘルニア#1 椎間板とは何か?
椎間板とは、背骨を構成する椎体と椎体との間にあってクッションの役目をしているパーツである。
椎間板は内部にゲル状の水分を含んだ物質の髄核と、その周辺の硬い繊維輪から構成されている。
髄核は若年のうちは水分を多く含んでいるが、20歳を過ぎるころから次第に水分が失われ老化が始まる。高齢者ではパサパサした状態に変化するが遺伝の影響も大きいと言われている。
髄核の老化によって水分量が一定でなくなると線維輪にかかる力が不均等となり、小さな外傷でも線維輪の断裂が生じやすくなる。また日常生活で不自然な姿勢、柔軟性が劣りえた筋肉などの柔部組織はかかる圧力を均一に保てなくなり椎間板に大きな圧力をかけ負担が増す。
これらの現象が特定の部分に長期にわたって継続的に刺激が入るとやがて繊維輪に小さな傷が生じる。傷は時間とともに大きくなり連なりひび割れを起こす。水分量の減った髄核は圧が均一にかからなくなるため、そのひび割れに進入し繊維輪を突き破って飛び出しした状態をヘルニアという。
繊維輪は腹側が厚く背側が薄い。その為多くは背側に飛び出し神経を圧迫する。腹側にも飛び出すことはありますが、腹側にいは神経がないので痛みがあらわれません。