仙腸関節性腰痛 (せんちょうかんせつせい ようつう)
激しいスポーツや肉体労働者に出やすい腰痛。仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節部分を中心に傷みが出る。私の経験では立ち続けていると痛みが増し、身体を後ろに反らせると痛みが強くなる運動時痛があります。
仙腸関節は仙骨と寛骨で構成され極めて可動域の少ない不動関節です、その動きは男性が1mm、女性が2〜5mmと言われ複数の靭帯で補強されています。直接触診することは出来ません。
激しいスポーツを長年続けていると機械的な刺激の蓄積によりこの部分に炎症が起こる可能性がある。実際スポーツ選手で中学、高校生のレベルでは症状の発生は低いが、年齢が高くなるにしたがって発生頻度が高くなっていく。
仙腸関節の役割
頭や腕、体幹の重さは脊柱を通して仙骨を下方へ押しさげます。重力の影響です。
逆に骨盤は下肢からの圧で上方へ押し上げる力が働きます。仙腸関節の重要な役割の一つに脊柱と骨盤・下肢との間の連結点として上下から掛かる力を吸収する能力を持ちながらも、体重を支持します。ハムストリングが骨盤を後方に引き下げ、それに対抗する背筋群や腹筋の筋力が弱く柔軟性に欠ける骨盤、腰部に慢性のストレスが加わり仙腸関節性腰痛の原因となります。
触診
仙腸関節性腰痛は触診で簡単に分かる。うつ伏せに寝てもらい、パンツのゴムがある部分の下付近が仙骨です。その付近を圧して見ましょう。ズ〜ンとくる痛みが出る人がいます。指針整体を用いれば痛みのある部分を直接施術するだけで痛みは消えてくれます。しかし体重をかけたり腕力で圧す方法での施術は絶対に行っては行けません。返って悪化させてしまいます。
ハムストリング、臀部、脊柱際を事前に緩めておくと仙腸関節性付近の痛みは取りやすい事も知っておきましょう。
整体では適応外の仙腸関節性腰痛
風邪を引いた時は関節の節々が痛くなるものです。特に仙腸関節部分は痛みが出易くなります。