変形性股関節症
先天的に股関節の脱臼、亜脱臼の経験がある方に多い。
その名の通り何らかの原因で股関節が変形を起こし周辺の柔部組織をも巻き込んで痛みが発生している。変形する部分は軟骨。軟骨とは表面が滑らかで滑りやすい、その摩擦係数はアイススケートのそれよりも少ないという。
軟骨とは関節の動きをよくし弾力性を高める為のパーツである、それがあるため関節はスムーズに動き骨が直接減る事はない。言い換えるならば軟骨とは減る事が前提としてあるため、その組織には血管や神経はない。あると磨り減るたびに痛いし出血する。
しかし何らかの原因で関節の噛み合わせが狂うと軟骨の編磨耗が生じる。これが変形性関節症の原因と言われている。
日本人の形性股関節症の原因として一番多いのは、出生時に起こった股関節脱臼、亜脱臼による臼蓋形成不全。その他には関節リウマチ、関節の骨折や脱臼、大腿骨頭壊死症などがある。




股関節の障害があると主に中臀筋や小殿筋、大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)、内転筋群、に影響が現れやすい。
主に中臀筋、小殿筋は股関節を支える筋肉で股関節を患い足を引きずるような歩き方をするとこの筋肉に大きな負担がかかりオーバーユースとなって筋肉疲労による異常収縮がおこり痛みが発生する。
施術としては股関節付近の一部に負担がかからない身体を作るべき、具体的には足首の向き、足関節の可動域、ヒザ関節、腰椎、肩甲骨と鎖骨の動きを良くすることと、各部の連動性を向上させていくエクササイズが有効。指針整体で深部の筋肉に刺激をいれ異常筋縮した筋肉をほぐしたあとにPNFストレッチをかけていく。また内転筋群の動きが極端に悪くなっているので開脚のストレッチも併用する。
全身の動きが関係してくるのでバランスボールでのエクササイズは大変有効だが安全対策は充分に行なう。